【ホステスの休日】ダンカン・フィリップス展と添好運の飲茶
今日はお休みっぽいことをしたい!と思って三菱一号館美術館へ。
前から気になってたダンカン・フィリップス展♪
モネ、ピカソ、ドガ、セザンヌと人気巨匠たちの作品がてんこ盛り。日本の企画展にしてはかなり見応えたっぷりで、それなりにサクサク見てまわったつもりが2時間も経っててびっくり。
作品群の充実具合もよかったんだけど、何より個人的に満足度が高かったのは、会場に掲げられていたフィリップ氏の言葉。
絵画は、私たちが日常生活に戻ったり他の芸術に触れたときに、周囲のあらゆるものに美を見出すような力を与えてくれる。
このようにして知覚を敏感にするよう鍛えることは決して無駄ではない。
私はこの生涯を通じて、人々がものを美しく見ることができるようになるために、画家たちの言葉を人々に通訳し、私なりにできる奉仕を少しずつしてきたのだ。
By.ダンカン・フィリップス
私、絵を見るのは好きな方だと思うんだけど、それが理解できるかって言われると1ミリも自信無い。
それにたくさんの絵を見たからって自分が絵を描いてみる気になるわけでもないし、絵を買うっていうのもまた自分とは縁の遠い世界だなぁと思う。
・・・で、そうなってくると私が美術館通いをするのって、一体何のため?なんて思えてくる。
このフィリップ氏の言葉はその漠然とした私の悩みに対する必要十分以上の大義なわけで。
これからも自信を持って美術館通いできるなぁとニンマリしたのでした。
春には大好きなクリムトも来るし、楽しみだわぁ!
で、フィリップ展に満足して高尚な気分なったものの、頭使ったからか猛烈に空腹を感じる。結局私は花より団子なのです。
近くの人気点心、添好運に(※お腹減りすぎてて写真撮り忘れたので、お店のホームページから失敬しました)。
「世界一安いミシュラン」という触れ込みで去年日本に上陸したばかり。16時前というめちゃくちゃ中途半端な時間にも関わらず、お店の前にはみっちり行列。テイクアウトコーナーもあったりして、並ぶかどうかものすご〜く悩んだけど、こういうのはできたてが一番よねと待つ。
でも、入り口からテイクアウトコーナーまでの列だったから、そんなに苦労しないかなぁって思ったけど、みっちり1時間待ちました。
たまたま比較的あったかくていいお天気だったからよかったけど、これ天気がイマイチの日だったらキツいかも・・。
しかし、一足お店に足を踏み入れてしまえば、そんな行列のしんどさもケロっと忘れてしまう味の良さと提供スピードの速さ。かなり満足度高めです。
香港っぽく鶏の足の煮込み。
大好きなエビ餃子。
時々無性に食べたくなる中華粥に、
謎のチョンファンという食べ物(※茹で餃子みたいな感じなんだけど、かなり柔らかめの皮と甘めのタレが何とも後を引きます。)
湯葉巻きのオイスターソース蒸し。
中華の定番?ココナッツミルク。
どれも中華風味はしっかりあるけど、実に日本人好みの味付け。
何食べても美味しい。そしてお財布に優しい。
特に中華粥は今まで食べたおかゆの中でもダントツで一番美味しい。こってりした塩豚と、パリパリのトッピングのバランスが絶妙。おかゆなら多少持ち歩いても味落ちないだろうし、銀座出勤の時にテイクアウトして事務所で食べるのも悪くないかも。
中途半端な時間に入ったから一押しの肉まん食べずに帰っちゃったので、近々テイクアウトでリベンジをしようと思うのでした。