銀座のクラブで働く 兼業アラサーホステスブログ

銀座の高級クラブの大人な雰囲気と素敵なお客様が大好き♪昼間はOL・夜は派遣ホステスのアラサー女の日常をお届け☆

【ホステスの会話術】気まずい沈黙を破るには?|ホステスのお仕事日記

ホステスは会話力で稼いでいる

水商売の中でも銀座のホステスは会話力・人間力で稼いでいる人の多い特殊な世界です。

お店にもよるけど、高級クラブやスナックなどいわゆる銀座らしいお店だと、20代後半くらいからデビューする人がほとんどで、稼ぎ頭の「売上のお姉さん*1」は、40代から50代が中心で、若さを売りにしているというよりは、お客様との会話で稼いでいます。

もちろん皆さま同年代の一般人と比べれば当然お美しいけど、キャバクラ慣れした男性が初めて銀座に来ると平均年齢の高さにびっくりすることもしばしば。笑

そんなお姉さまたちが何で男性を足繁く通ってもらうかと言えば、会話力に他なりません。

今日は派遣ホステスとして銀座の高級クラブを回りまくって掴んだ、そんなお姉さまたちのモテる会話の秘訣をこっそりご紹介します。笑

 

【目次】

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銀座のホステスの会話術とは?

「この人は分かってくれる」と思わせたら勝ち

銀座のクラブに通う男性の動機には色々ありますが、根底に共通しているのが「品のある華やかな銀座の女性が、自分のことを認めてくれている」という心理。

そのための前提条件として、華やかな服装・品のある言葉遣い・丁寧な仕草があることは当然ですが、テーブルではお客様に常に全神経を集中させます。お客様がタバコに手を伸ばした瞬間を見落とさない、お客様に呼びかけられた時にちゃんと視線が合っているなどです。

一流のお姉さまたちは、お客様の勤め先・役職・前回お会いした時の話題まできちんと把握していて、「この間お話ししていた〇〇なんですけど・・・」など前回盛り上がった話題を膨らますのも得意です。

気まずい沈黙を埋める楽しい会話術

何事も先手必勝!「今日の雑談」を仕込んでおく

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お店に行く前には、会話が途切れた時に備えて3〜4つくらい今日はこのお話をしようという小ネタを仕込んでおきます。お客様はバリバリお仕事をしているのでテレビやタレントの話題は避けて、その時々のニュースやお客様のお仕事に関係するものを選ぶと盛り上がります。

最近ニュースになってた話題だと「iPhone8発売」とか「働き方改革」とか「遺伝の「優性」「劣性」用語改訂」あたりでしょうか。悲壮感が漂い過ぎたり、政治・宗教・野球などの無駄な対立を引き起こしかねない話題は避け、誰でも気軽にコメントできるようなほどほどの距離感を持った話題がオススメです。

 

あとは、銀座は未だにゴルフ愛好者が多いので、全く興味なくても打ちっぱなしくらいは行っておくと話題に困った時に結構救われますw

もちろん、せっかく話題を仕込んできたからと言って、お客様が気持ちよく喋っているところに無理やり割り込むのはNG。あくまで会話が途切れた時にポンと差し出すのがベストです。

「ゴハン、何食べてきたんですか?」は禁句

派遣ホステスや新人ホステスの場合、たいていのテーブルが「初めまして」のお客様。よっぽど喋りたがりだとか、優しいお客様に当たらない限りはこちらから話題を振り続けて、お客様が乗ってきてくださるテーマを見つけないといけません。

そして、何を喋ったらいいか見つけられずに焦った子が聞くのが「ゴハン、何食べてきたんですか?」という定番すぎる質問。

 

これね、だいたいどこのお店でも言われるし、もっと言えばおんなじお店でもテーブルに着く女の子が代わるたびに言われている可能性のある危険なフレーズ。お客さんは優しいからきちんと答えてくれるかもしれませんが、内心がっかりされていることは確実です。お店ではできる限り避けるようにしましょう。

 

逆に、指名のお姉さんと同伴だった場合は、美味しいもの食べた・いいお店にアテンドした自慢をしたがっていることも多いので、その時は安心して「どんな美味しいもの食べてきたんですか?羨ましい!」と聞きましょう。笑

会話の輪に外れてしまった人には気遣いクエスチョンを

f:id:nya-ring:20170922214201j:plain高級クラブでは一人のお客さんに対して1人か2人が同席しますが、団体席など人数が多い時は、会話と会話の谷間(笑)に落ちてしまう方も多いもの。

周りを見渡して会話の輪にうまく入れていない方がいた時は、無理に話題を振らずに「飲んでますか?」「さっき話していた○○のこと、もっと聞きたいです」などと、自然と輪に戻れるように助け船を出してあげましょう。

会話術のさしすせそは潤滑油

さ:さすが
し:知らなかった
す:すごいですね
せ:センスいいですね
そ:そうなんですね

一流のお姉さまたちは、ちゃんと聞いているというアピールのために「さしすせそ」を散りばめた相槌を欠かしません。人間誰だって褒められて認められたら悪い気はしないもの。

知らなかった・センスいいですねは連発しすぎると頭悪く見えてしまいますが、「さすがです」「すごいですね」「素敵です」「そうなんですね」は相手を選ばず使えて本当に重宝します。

 

今日からのお店デビューにも、明日の合コンにも使えるので、ぜひ試してみてください。笑

*1:自分でたくさんのお客様を抱えているお姉さんのこと。お店からのお給料はもらわず、自分が呼んだお客様の売上の何割かをお店に場所代として払い、残りは全て自分の売上としてお財布に入れられるので「売上のお姉さん」と呼ばれる。
実入りは大きいが、売掛金の貸し倒れリスクや、太いお客様が途切れてしまうリスクを抱えたハイリスクハイリターンな稼ぎ方。