【ホステスのお仕事日記】私だって会社辞めたいよ!!!!!
今日はアットホームな雰囲気のお店で派遣ホステス。
お店のお姉さんのお化粧もヘアセットもラフで、くつろいだ雰囲気。結構カラオケとかも盛り上がっちゃう感じ。
普通はそういうお店って、適当に体ゆらしたり手拍子風の動きをしていれば、いつの間にか時間が経ってかなりありがたいジャンル。
なんだけど、なんだけど・・・!
運悪く、会社を辞めたい役員とのらりくらり結論を先延ばしにしたい会長に挟まれる、気まずすぎる席に座ってしまった。
どうやら会長のご子息の性格に難あり(おっと失礼…!)で、手を替え品を替えどうにか仕事をマスターしてもらうと何年も努力してきたけど、本人にその気がないから無理。
後継には代わりの人を見つけてくるか、自分以外の誰かを後任に選出してくれるか、どちらも無理なら自分は辞める!と。
会長としてはどの選択肢も取りたくないって感じ。
その人の必死の訴えに、気まずくなってしまったのか、いつの間にかカラオケで盛り上がっているブロックにちゃっかり移動。
そして残されたのが、苦悩するお客様と私と沈黙。爆
ジョブホッパーな私からしたら、話を聞く限り「さっさと転職してラクになりましょ⭐️」って感じなんだけど、私たちのスポンサーは間違いなく会長。
つまり、そんな裏切り発言は多分許されない。笑
それにお客さんのお悩みレベルを見ていると、ここで私が同意しちゃったら「君のおかげで辞める決心固まったよ!」とかなりかねない感じ。もっとライトな感じの状態の人なら適当に相槌打てるけどさ〜、いかんせん重たすぎる。
「お辛いですよね、でも何年かしてふりかえったら、今の状態が笑い話みたいになってるかも✨」「もう少し続けてみたら彼にも芽が出てくるかも♪」なんて心にもない言葉をかけ続ける。
そうするとまぁ当然の流れだけど、お客様の「そうは言うけどね・・・」という反論が始まる。
そして聞けば聞くほど、お客様が不憫になってくる。
将来の後継者候補というのに、会社を気まぐれに休む。
会社を休んでいる日でも楽しみにしている飲み会とかはそこだけちゃっかり参加する(そして彼はといえば、私たちのテーブルの重い空気なんてそっちのけで、カラオケを一人で何曲も連続で予約をいれてその場の空気を凍りつかせた)。
仕事のミスを指摘すれば露骨に機嫌を損ね、会話が成立しなくなる。ミスをした自分を責めるというよりも、そういう厳しいことを言ってくる嫌なやつとレッテルを貼られて、どんどんまともな会話が成立しなっていく。
あ〜、たまにいるよね、そういう人。
一緒にお仕事しにくいよね、そういう人。
私なら間違いなく徐々に距離を置いていって、そんな人とはお仕事しないようにするわ!笑
・・彼の心安らかな未来をこっそり祈る夜だったのでした。