【ホステスのお仕事日記】今日のお客さんは憧れの○○○!
昨日はめずらしく女性のお連れ様と一緒のお客さんのテーブルを担当。
(写真はたまたま見つけたフリー素材。なんというか、今日行ったお店の黒服さんに雰囲気そっくりだったので採用。笑)
お連れさまの雰囲気からして、愛人か元お店の女の子とかかなぁと思ってたら、まさかのお客さんがパトロンしている芸術家とのこと。
聞けばしょっちゅう個展開いたり、画集を出版したり、にわかじゃなくて、本当に芸術家として活躍しているみたい。
結構派手な格好でお水臭がぷんぷんしてたから、ちょっと意外(←失礼!)。
お客さんとの出会いも、過去に開いた個展だったんだそう。
たまたま画廊の前を通りかかったらお姉さんの展示会をやっていて、独特の雰囲気の絵にひとめぼれだったんだとか。
当時のお姉さんは完全に一人で試行錯誤していた段階だったから、絵の値付けもめちゃくちゃで、かけた労力の割にすっごい安い値段をつけていたらしく「素材はいいのにこれじゃ大成しない!」とその場でスポンサーになることを即決したらしい。
素人考えだと「安くしておけば買いやすいし、そこそこ売れて有名になれるんじゃ」って思いがちだけど、実際はそこそこいい値段を付けるのが有名になる近道らしい。
確かに高いとなんとなく「すごい人なんだろうか・・」って思うもんね。爆
それに本当に絵がほしい人は値段で躊躇しないし、他の日用品と違ってオンリーワンだから比較検討の余地もないし。
それにしても、ちょうど私も絵を描きはじめたところだったからちょっとテンション上がって「成功の秘訣ってなんですか?」なんて聞いてみたんだけど「才能、センスね!努力じゃどうにもならないわよ」とばっさり切り捨てられて、ちょっと心外。
いくら私に対して興味がないからって、そこまでそっけない答え方しなくたっていいじゃない…!(´-ω-`)
というか、目の前にスポンサーさまが座ってるんだから、「スポンサーのおかげでここまでこれたの、この人に出会えたのがカギかな✨」くらいのこと言ったってバチあたらないと思うんだけど・・・。
ちょっと嬉しかった半分、おいおいと思った夜だったのでした。