退職前の有休?そんなの使わせない!|ホステスの退職騒動
と、まぁそんなことを、先日社長に怒鳴り散らされまして。
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とりあえずは退職願を提出&受理された後に有給休暇の申請書をさらっと出してみたのですが、何人もの気を使いまくったオブラートに包まれた伝言ゲームに乗り、本日否認返却されてまいりました。
・・直接言ってこないこところがまた腹立たしい。
他の社員もみんないる前で怒鳴り散らして本性見せたらいいのに、自分はすまして絶対に手を汚さない。口ばっかり。
この数年間、思えばずっとそうだった。
私が社会常識なかったから「社長ってそういうものなのかしら」とか、「信頼されてるのかしら」なんて勘違いしてた時期もあったけど、結局ただの丸投げで偉そうにしたいだけなのよね。ま、それはまた別の話。
もともとお仕事の引き継ぎはちゃんとしようと思って一般的な退職スケジュールの倍くらい前には退職宣言をしたのよ。ただ、そうは言ってもあんまり周りに迷惑かけるのも悪いし、場合によっては多少は消化しきれなくてもいいかなぁなんて思ってたんだけど、先日のバトルで完全に気が変わった。
そして、今回のたらい回しで、より決意は強固に固まる。
絶対に1日たりとも譲らない。笑
今回の否認にあたって社長の理屈は3つ。
- 辞める時だけ従業員ぶるな。
- 時季変更権を行使して、退職直前の消化を認めない。
- 就業規則に退職前の1ヶ月は休まずに働くことと明記がある。(そもそもそんなブラックな規則よく作ったよな。笑)
1つ目は、社長の感情の問題だからまずどうでもいいでしょ。
そもそもただのOLに勝手に変な期待されても困るのよね〜。役員クラスにお給料もらってたとかなら考えるけど、この数年間役職の1つも付けてもらえなかったし、そういう扱いを受けた覚えはないので無視してよろしい。
2つ目は、ちょっとググると確かに時季変更権なるものは存在するみたい。まぁ、繁忙期に全社員の休みが重なったりしたら困るもんな。
3つ目もよく分からない。就業規則守らなかったからって別にもう辞める会社だし関係なくない?とは思うものの、規則違反だからお給料減らすとか言われても困るし。
人道的なことはさておき、基本的には私の言い分の方が正しいとは思うけど、ググっただけじゃいまいち自信がなかったので、偉大なる会社の先輩wに倣って労働局に電話することに。
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結論から言うと、退職直前の時季変更権は行使できない。
就業規則の方も、労働者に不利になる条項は民事で争ったらほぼ確実に無効ってことになるから、無視して構わないとのこと。
質問し終わるやいなや、寸分の間も空けずに断言される回答の明確さと担当の方の声の力強さに安心する。労働局なんてお役所仕事で無愛想な人がぶっきらぼうに出るんだろうなって思って電話したのだけど、とても感じのよいお姉さんが対応してくれて、税金たくさん払っておいた甲斐があったななんて一瞬だけ思う。笑
冷静に考えたら、今回の件で得するよりも税金のがずっと高いから、税金安くしてくれたほうがいいけど。
それにしてもお姉さんの手慣れた応対からすると、似たような退職直前の有休騒動って相当に多いんだろうなぁ。。自分のところをそこそこブラックな会社だと思ってたけど、まだマシな方なのかも。
ま、せっかくきちんとしたところに確認したことだし、退職間際の有休とかそういうキーワードでたどりついた方のために、お姉さんから聞いた退職直前の有給休暇の取得方法も載せておきます。(自分については、労働局に確認しましたの一言でおだやかに解決すると信じたい。切実に!笑)
みんな、最後くらいゆっくり好きに休もう!笑
【正しい退職間際の有休消化のしかた】
- 普段使っている有給休暇の申請書に呪文を書き加えます。「(就業規則に関わらず、)労働基準法で退職者に対する時季変更権は行使できないため、申請した日程の通り、有給休暇を頂戴いたします。」必要に応じて「誠に恐れ入りますが」などとクッション言葉を適宜挟み、社会人らしいスパイスを効かせるのもよいでしょう。笑
- 申請書のコピーを取って、控えは手元に残しておきましょう。
- 申請書を提出し、お休みを満喫しましょう。
- 最後のお給料の明細と実際の振込額を確認しましょう。
- 明細がもらえない場合や、入金が少なかったりなどした場合は別の呪文を書き付けて会社に送りましょう。「本来のお支払額は××円かと思いますが、実際の入金額は△△でした。未入金分のお支払いを1週間以内にお願いいたします。」「給与明細の送付をお願いいたします」など。この時「万が一ご対応頂けない場合は、労働局に相談させていただきます。」と追加すると呪文の攻撃力が上がります。
- それでも入金が確認できなかった場合は会社の所管の労働局に相談すると、労働局が未払い賃金の回収に動いてくれます☆
なんかもう最後の方はかなり過激で、電話口のお姉さんの柔らかな口調とのギャップがすごかった。ちょっとドキドキして「私の場合はそんなに大ごとにはにならないはずです」なんて勝手に言い訳を始める始末。我ながら気が弱すぎる。汗
なんか会社辞めるのって意外と体力使うなぁ…。
こんな日は銀座で飲み明かすに限る!
行ってきま〜す❤️