日傘パラドックス
今年は春先から変なお天気続きだったけど、最近の晴れの日の日差しの残酷さはもうタイとかそっちの眩しさに負けず劣らずな気がする。
朝の通勤とお昼休みのちょっとした外出がツラい。肌がジリジリ焼かれてるのを感じる。もはや家庭用レーザーより熱いんじゃなかろうか。
まだ7月も始まったばっかりだし、これが2ヶ月くらい続くと思ったらさすがにヤバい。焦げる。毎年見て見ぬ振りしてきた日傘を買いに走る。
通勤電車の中で毎朝おしくらまんじゅうされてるから当然折りたたみの傘一択だったんだけど、百貨店のおしゃれブランドの傘の不親切さったらない。いまどき雨傘じゃありえない骨を一本ずつポキポキ伸ばす形状しか売ってない。
まぁ伸ばすのはいいとしても、たたむのがめっちゃ難しい。サンプル何本か試したけど、絶対グッシャグシャになる。
挙句、おしゃれブランドはカバーがむやみに細いから、全然しまえない。
そういうやつに限ってアルミ蒸着とかしてあるからあんまりぐちゃっとたたむと跡が取れなくなる。
見てるだけでス・ト・レ・ス!
ポキポキするやつとしないやつ、開け比べてみたけど、シルエットに大した違いも感じられなかったし、なんで日傘だけあんな変な造りなのよ?
日傘って基本雨の日以外毎日使うと思うんだけど、私は何千円か払ってそんな苦行を買わなきゃいけないわけ?
マルイオリジナル商品と、駅ビルとかで売ってるようなチープなやつは普通の傘みたいにサッと開閉できるけど…。
時期的に出遅れたせいかマルイオリジナルは好みのデザインがないし、チープな日傘はアラサー女が持ってたら悲壮感すら漂いかねない。
店員さんに聞いても、ズボラな人は折りたたまないタイプ買ってくださいと一蹴されるし、なんかもう完全に心が折れて帰宅。
明日の朝になったら、なんで昨日日傘買わなかったんだって絶対後悔しまくるんだろうなぁ…