【ホステスの読書日記】アイネクライネナハトムジーク
最近実用的な本ばかり読んでいたのだけど、中小企業診断士の勉強と相まってどうにも疲れてしまって、ものすごく久しぶりに伊坂幸太郎氏の小説を買ってみた。
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高校生くらいいの頃に死神の精度を読んでからハマり、大学時代は新刊が出るたびに買っていたのが懐かしい・・(遠い目)
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久しぶりの伊坂幸太郎の小説はいい意味で全然当時と変わっていなくて、思わず一気読み。
共通の登場人物が出てくる連作の短編小説がいくつか続いて、最後は全部パズルのピースが合わさったような独特の構成で、明日からまた頑張ろうって前向きな気持ちになれる読後感がクセになる。しかも、大掛かりな殺人事件だとかいかにもフィクションな設定には頼らず、細かいセリフの言い回しや小ネタでピースをつなぎ合わせていく感じが読んでいてついクスリとしてしまったりして、なんかマジックでも見ているような気分になるのもまた不思議なところ。
しばらく小説から離れていた間に、たくさん未読の本が溜まっているからまたしばらく伊坂さんブームが続きそうな予感だわ。笑