【ホステスの通勤エンタメ】グリズリーマン
アラスカの荒野に泊まり込んでクマの生態を追ってた人の追悼映画。
科学者か何かと思って見はじめたけど、ただの変わった人というか、ちょっと頭弱い人のような…
映画のストーリー上敢えて切ったのかもしれないけど、クマの生態の説明も大してないし、自分語りばっか。
野生動物に必要以上に近づいて、ネットに映像流して自分はすごいぞって主張して、そんなことを何年もやってるうちに自分はクマに食べられて死ぬとか、誰も何も得してない。得してないどころか、恋人も道連れにしてるし、ティモシーを食べたクマはその場で射殺されてるし、迷惑かけまくり。
残されたのは下手に無防備な野生動物と、彼の足跡を辿ろうとする観光客だけ。
しかも、この映画は彼を取り上げることでまたそういう観光客を産むんだからロクなものじゃないと思う。
途中で紹介されてた、アラスカの先住民たちは野生動物と十分な距離を置くことで上手に共生してきたってくだりだけがこの映画の唯一の救いだと思う。
人間は環境を壊しすぎたし、今後も何かと壊していくんだろうけど、こういう火遊びで山火事起こしちゃうみたいな誰のためにもならない破壊はやめてほしいなぁと思う。