ホステスの東京散歩｜中野でくいだおれ
最近、銀座とか日本橋方面のお出かけばっかりで食傷気味だったので、逆方向に出かけてみよう！と思い立つ。
・・・中野に来てみました。すごい人。
下手したら新宿とか渋谷よりも人口密度高いんじゃないかってくらいの人混みに圧倒されます。
サンロードをキョロキョロしながら抜けて、中野セントラルパークへ。
この日は農家さんのイベントをやっていて、有機栽培のお野菜だとか、地元ならではのドライフルーツなんかを売ってました。
北海道産のコーンスープをいただく。
お砂糖を使っていないのが売りだったけど、しっかり味付けされたスープに慣れてるせいか、ちょっと物足りなかった・・・
俗世間から抜け出したいなんていう割に、全然、商業主義的な価値観から抜け出せてませんです。はい。
農家さんたちの作物を一通り眺めたら、今度は中野ブロードウェイへ。
ここはここでまた非日常感たっぷり。
突如画面がギザギザのゲームが現れて、職人芸みたいな指さばきのお兄さんたちが技を競い合う。
まんだらけもさすがは本拠地だけあってすごい。
昔懐かしのブリキのおもちゃから、見ているこっちがドキドキしてしまうような球体関節人形やコスプレ衣装までなんかもうおもちゃ箱ひっくり返したようなゴチャマゼ感がすごい。
真面目に見はじめたら多分このビル一日じゃ回りきれないと思う・・・。
ブロードウェイを出たら商店街の中の怪しい靴やさんで、激安スニーカーをゲット。
ダイエットの一環で、晴れていたら毎日お散歩をしようと思っているので、気軽に履きつぶせる靴が欲しかったのよねぇ〜。
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しかし、ダイエットなんて言っていたのもつかの間。
激烈美味しそうな焼き鳥屋さんに入ってしまいました・・。
ここは鳥刺しが食べられると人気のお店のようです。
開店の5時ぴったりにお店に行ったのに、予約で満席で、1時間だけならとなんとかとお席を確保していただきました。
確かに噂にたがわぬ美しい鳥刺し。レバー・霜降り胸肉・砂肝。
幸先の良い出だしに熱燗が進みます（どうかおっさんと呼ばないでほしい）。
サビ焼き（ささみのワサビ乗せ）・背肝（腎臓）・鶏皮・ぼんじり・つなぎ（レバーとハツの間）・軟骨・鶏皮ポン酢と割としっかりめに食べて二人で6,000円弱。そりゃ予約で満席になるのもうなずけます。
しかし、スタートが早かったので、まだ6時。なんということでしょう。
二軒めを求めてサンロード脇の飲屋街を徘徊します。
かなり奥まったところに、入ったら出られなくなりそうなアブナイ雰囲気のお店を見つけてしまいました。
鰻屋さんのようですが、いわゆる蒲焼きとかうな重とかは置いてないようです。この時点で骨せんべいと熱燗をいただきたい欲が止まりません。
見るからに満席だったのに、タイミング悪く席が空いてしまいました。もう入らずにはいられません。
さっきまで散々焼き鳥を楽しんで満腹だと思っていたのに、急にお腹も減ってきます。
・・座っちゃいました。
骨せんべい、塩加減が最高。
蒲焼きじゃないうなぎも素晴らしかった。肝焼き、八幡巻、シッポ、、むしろウナギって蒸したりなんだりしないでそのまま焼いた方が美味しいんじゃないかと思う。
脂が乗っているのにくどくなくて、独特の風味があって、エンドレスで食べてられそうないい香り。
・・ここは絶対また来るわ。
この時点でまだ8時前だったので、最後にしっぽり飲もうとサントリーバーbrickへ。
びっくりするぐらいレトロで楽しい。
最後は駅前のおやき処でりんごクリームおやき。しあわせ〜！
すっかり中野の魅力に取り憑かれて帰ってきたのでした。
これはハマりそうだ・・。
