銀座のクラブで働く 兼業アラサーホステスブログ

銀座の高級クラブの大人な雰囲気と素敵なお客様が大好き♪昼間はOL・夜は派遣ホステスのアラサー女の日常をお届け☆

バブル世代とは価値観が根本から違うと思い知った銀座の夜【ホステスのお仕事日記】

今日はバブル世代ど真ん中の銀座にはちょっと珍しいタイプのイケイケ社長がご来店。

 

「夏休みは何して遊んでいたの?」と聞かれて、学生時代のお友達と飲みにいったくらいですかね〜なんて答えたら「最近の若い子は全然遊ばないよね!」と始まって、最近西麻布の隠れ家焼肉に行ってすごい霜降り肉食べた話とか、年齢制限のある某名門ゴルフコースに行った話とか、パーティーして朝まで飲んでた話とか、すごい武勇伝が出てくる出てくる・・・。「お休み最終日なんて行ったら、寝る間も惜しんでギリギリまで遊ぶよ」とのこと。

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お金は使うために稼ぐ、遊ぶために働くって生き方をまさに体現したような人生で、それはそれは華やかなんだろうと思う。

 

ただ、その社長さんに言わせると、お休みも初めの二日くらいは念願の休みだ!ってテンション上がるけど、三日目をすぎるとこのまま収入が途絶えちゃうんじゃないか、社会復帰できなくなるんじゃないかって不安になってくるって言うのよね。若い頃にお金を使うことを楽しみとして覚えてしまった人は、いつまでも稼ぎ続けて行かないと不安感に苛まれるみたいで、まるで自転車操業状態に陥るみたい。

 

そうはいっても彼の場合は自分で会社を持っているし、稼ぐ力も多いから全然余裕で人生上がれると思うけど、私の周りにいるお金使うの大好きなホステス仲間たちを思い出して、ちょっと胸がちくりとした。

若さを売って稼いでお金を使う楽しみを覚えてしまって、年齢とともに若さが薄れて、収入が減っていく。そんな自由が少しづつ制限されていく生活の一体どこに心の穏やかさを見つけ出すのだろう。

 

いや、私もその中の一人か。

 

若い子扱いされることが減りつつある毎日に、焦りしか感じない。苦笑

・・・若返りたいわ。笑