ドメーヌ ル サン デ カイユ
Domaine Le Sang des Cailloux
ドメーヌ ル サン デ カイユ
全然何でもない日に昼間っから思い出のワインを開けるという
色々と無駄遣い感たっぷりの思い付きで
4年くらい前に転職の合間を縫って行った一人旅行で
パリの思い出にと買った赤ワインをチョイス。
モンマルトルかどこかに遊びに行った帰りに、
いつもと違う駅からホテルに帰る途中で、
小さくて雰囲気のいい酒屋さんを見つけて、
おそるおそる入ってみたんだよね。
そしたらびっくりするくらいかっこ良くて
愛嬌あるお兄さんがにこやかに迎えてくれて。
パリは観光客にはよそよそしい人か、
ナンパ目当てで声掛けてくる人しかいないなぁなんて思ってたイメージを
いい意味で裏切る人懐っこさでなんだか嬉しくなっちゃったんだっけ。笑
つたない英語でお土産用に、何年か後に飲んでも楽しめるワインで、
わたしこんな味が好き!とか頑張って喋って。
お兄さんもあんまり英語は得意じゃないみたいだったけど色々選んでくれて。
楽しかったなぁ〜。
思い出のワインは、深めのビロードみたいな色に
ダークレッドが透けるセクシーなお色❤️
ここの畑は2008年からビオワインの認定も受け始めた
しっかりした作り手さんのワインのようです。
(当然買ったときはそんなこと知らないんだけど。)
しっとりした香りが、3月の曇りがちな
パリの石畳を連想させてくれてなんだか懐かしい気分に。
さらっと軽くてなめらかな口当たりと
スパイスの香りとタンニンが絶妙なバランス❤️
お兄さん、どうしてるかなぁ?
パリ、また行きたいなぁ。。
3月だったから寒かったし曇りばっかりだったけど、
これから新しい生活が始まるんだって期待感と不安でいっぱいで、
美術館たくさん回って、ヴェルサイユ宮殿行ってみたり、
ふらふら地下鉄乗り継いでみたり、
ポンポンの熊とエッフェル塔の油画値切ってみたり、
お気に入りのテラスでパスタたべたり、、楽しかったなぁ〜!
わたし、あれから少しは成長したかなぁ?
思い切って開けてみたワインは、
美味しくて甘酸っぱい思い出の味でした。笑
あのお兄さんにもまたどこかで会えたら嬉しいな。