銀座ホステスの読書記録:ガリア戦記 カエサル
ここ半年くらい読み続けているローマ人の物語の中で登場したカエサルのあまりの色男っぷりに、本人が書いた本も読んでみたいと思い続けてようやくゲット。
まだ100ページも読んでないけど、余計な表現を省いたシンプルな書き口でとても読みやすい。頭がいい人の書いた文章って、誰が読んでも誤解なくスッキリ理解できる気がする。
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本当はローマ人の物語でカエサル読んでる時にタイムリーに読めばもっと位置関係とか人間関係も理解できて楽しかっただろうなぁと思うところはありながらも臨場感あって面白い。文才あって、女たらしで、大政治家で、戦争も連戦連勝でこんな天才ホントにいるのかとびっくりする。しかも、彼の後を継いだ人たちが良かったというのは多分にあるにしても、ローマが何百年も続く骨格を作ったのだから本当にすごい。
それに比べて何千年も経つ現代の政治家たちのお仕事のお粗末なこと!都知事選だって醜い足の引っ張り合いで、ザ・減点方式って感じだし、時代が下るからといって必ずしも成長とか進化があるわけではないよね。(ローマ人の物語を読むまで内心、タグの付け間違いなんじゃないかって思っていたけど、古代ローマと2~3世紀くらいの彫刻のクオリティの差もとんでもないよね。)
わたしも彼の時代の同年代と比べたらぐだぐだ時間を消費して生きているんだろうなぁ。。