【ホステスの読書日記】サイコパス
この間の「繊細なんです、私」アピールの舌の根の乾かぬ内に何を?と言われそうだけど、これもまた当てはまる節がありすぎてややびっくりしている一冊、「サイコパス」。
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サイコパスは、元々犯罪者の分析をしている中で発見された性質らしく、人に暴力を振るったり、騙したり、利用したりすることに罪悪感を感じない人たちのこと。
サイコパスと一口に言っても、趣味嗜好や頭の良さ、精神的な偏りの程度などなど色んなタイプがあると実例が紹介されていたし、もちろん行きすぎればただの精神異常者で犯罪者でしかないのだけど、他者の痛みを共感しないって言うのにすごくドキリとする。
私の場合、まわりの人が何を考えているかは確かに伝わって来るのだけど、、なんて言ったらいいのかな…かわいそうみたいな感情が湧かないのよね。
トータルの性格で見たらサイコパスとまでは全然いかないと思うけど、その気はややあるなと思う。
小さい頃、親から以前に飼ってた飼い猫が病気になって死んでしまった話を聞いて、その猫は病気になったときに捨てたの?って聞いて、親の表情が凍りついたのを今でもとてもよく覚えている。
最近、実際にペットの死に立ち会ったけど、死に至る少し前からどうやって処分するかしか頭になかったし、いざ死んでしまったら悲しいよりも何よりも、汚いから消毒しなきゃしか考えつかなかった。
習い事で格闘技をやってた時も、相手にいかに当てるかは考えても、当てたら相手が痛いだろうなっていうのは微塵も考えたことがない。
これが普通の感覚なのか、そうじゃないかは、猫の件で親に引かれてからは人前でそういう手の話をしないように気をつけてきたからよく分からないけど…よくよく考えたら私の感覚って、動物の本能的な意味で言ったら正しいような気もするし。。
実際のところ、どうなんでしょうね。笑