【ホステスの旅行日記】ウフィツィ美術館
旅先で美術館に行くのが好き。
これまでルーブル、オルセー、バチカンは制覇。そして今日はウフィツィ美術館。まだまだ数は少ないけど、着実に有名どころをクリアー。笑
ウフィツィ美術館は日本からネットであらかじめチケット予約ができるので、すいすいエントリー。朝の9時過ぎにはゲートに着いたけど、チケットない人たちはすでにかなり並んでました。
ウフィツィ美術館の展示の特徴は、石像が並ぶ回廊を囲むように時代ごとの絵画が並ぶ独特の作り。作品点数が多いからだろうけども、ふと油断すると迷子になりそうな込み入った作りです。
入り口すぐには、カエサルにアウグストゥスにアグリッパの伝説のトリオ。
この子は塩野先生の本に小話(ヴェネツィア貴族が売りに出そうとしたら、政府の役人が訪れてきて「アウグストゥス帝と、あなたの素晴らしい旅立ちを祈りに来ました」と言われて泣く泣く売るのをあきらめた。)として取り上げられていた子だろうかとやや下世話な想像をしたりして。笑
絵は、イタリアルネサンス前後の見応えのある時期のものが揃います。
入口付近で飾られていた絵は硬い雰囲気でテーマも聖書関係ばっかりだったのが、年代が下るに従ってどんどん色が鮮やかになって、リアリティと動きのあるルネサンス絵画に移行していく様子はかなり見応えあり。テーマも現実の人物や聖書以外のものが増えていくし、上の写真のように同じテーマ(※どちらも受胎告知)でも描き方が全然違います。
何もかもに天才だったレオナルドダヴィンチ。
ダヴィンチは遠近法がお見事って感じだけど、色彩感覚とか躍動感はボッティチェリの方が好きかなぁ・・
新市場にレプリカのあるイノシシさんと原本。かわいい。
そして、私の旅には絶対に欠かせない、バッカス(お酒の神様)。
名作たちがすごい間近で見れて大満足!