【ホステスの旅行日記】フィレンツェ散歩
今日は雨も止んでお散歩びより。
昨日は雨の夜中でちょっと不気味だったメリーゴーランドも楽しそう。
ドゥーモと鐘楼を横目に眺めながら、メディチ家礼拝堂方面に歩いて向かいます。
途中、寄り道してシナゴーグまでお散歩。
結構有名なユダヤ教の礼拝所らしいんだけど、さすがはユダヤ教って感じで門はきっちり閉じられて強面の警備員さんがしっかりと見張っていて全然中に入るどころじゃありませんでした・・・
自分たちの教えを広めようとするキリスト教やイスラム教とはまた違った個性を垣間見た感じです。涙
メディチ礼拝堂へ。
大理石の切り絵の細かさと、聖遺物の充実度合いに当時のメディチ家の力の強さを感じます。
メディチ家の後はサンタマリアノヴェッラ教会。こっちも大迫力。
メディチ家のようなギラギラ感もないし、バチカン市国みたいな新しさもないけど、脈々と続いてきた信仰の歴史を感じる装飾。
ステンドグラスも美しい。
さすがに写真は撮らなかったけど、中庭にはお墓もたくさんあって静かな空気が流れてます。ちゃんとお祈りしてる人もたくさんいて、有名な割には観光地化してない感じ。
そういう静かな空気に触れると、お祈りをするって習慣はいいよなぁって思う。
なんていうか、日本人はもっと自分のことを考える時間が必要だと思うのよね。本当に自分の大切なことは何かを考える習慣というか。
去年あたりから過労死とか働き方改革だのなんだの言ってるけど、そもそも「自分が何したいか」「どう生きたいか」が明確に分かってないから周りの目ばっかり気にして、本当は好きじゃないことにばかりする人が増えてしまって、日本全体が非効率なことになってるんじゃないかなぁなんて思ってたところだから、そんな風に思ったのかな。
ま、宗教が仕組みとして良いのか悪いのかは裏表どちらもあると思うし、もしかしたら飛行機で見た『Hacksaw Ridge』の映画に感化されすぎただけかもしれないし、もっと言えば、実際のところみんながどんなことをお祈りしてるのかは分からないけど。汗
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Hacksaw Ridgeは、キリスト教徒の主人公が宗教上の理由から「武器を持てない」と主張して、衛生兵に志願して活躍して最後は貢献を称えられて勲章を受章するというストーリー。対日本との戦いを描いているのでどうにも違和感を抱いてしまうけど、迫力ある描写と異文化を知るって意味でとても良い映画でした。なんて思ったら日本は来月公開なのね・・
外からの眺めも素敵です。
楽しいお散歩だったのでした♪