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銀座のクラブで働く兼業アラサーホステス日記

銀座のクラブの大人な雰囲気が大好き♪昼間はOL・夜は派遣ホステスのアラサー女の日常

【ホステスの読書日記】おもしろおかしく

読書 教養

カエサルしかり、スティーブジョブズしかり、明らかに普通の人とは違う「天才」は時代時代に何人かずつ登場するけれど、堀場製作所の創業者のこのお方も間違いなくその一人だと思う。

企業経営は何事もオープンにして、皆が当事者意識を持てるようにするのがうまくいく秘訣と説く(ただこれって口で言うのは簡単だけど、実際に実行に移すとなると並大抵な努力じゃできないよね・・・利益出てても出てなくてもついつい隠したくなっちゃう。笑)。さらに、社員を愛情もって叱る・合理的な仕組みを作ると続く。神田昌典先生の「ABC(当たり前のことを・バカになって・ちゃんとやる)」を思い出しつつ、頭で分かっているのと、実際にやるのは全然違うもんね~なんて耳が痛い気分。

 

そして何より、上品ながらも親しみやすさとちくりと毒のある京都弁。お気に入りの一冊です。

おもしろおかしく 人間本位の経営

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ところどころで挟まれる来客者を社員と間違えて叱り飛ばしたなんて笑い話と、独特の理論も楽しい。

人間の能力は40代が最高でしょう。知恵が回り、経験も豊富。肉体的にも強い。40代こそ社長業に徹し、50歳からの10年は次期社長のフォローに専念する。そして60代になれば役員を返上し、経営から離れるのが理想です。

この50歳定年説なんかは面白半分、本当に早くそういう世の中になってくれたらいいなぁと思う。

 

その反面、

最近痛切に感じるのは「いい物を作れば売れる」という時代ではなくなったこと。たとえるなら腹いっぱいの人に料理を食べてもらうようなものです。 

だとか、

老人は皆、夜な夜な若い女性と酒を飲んで、ピチピチ元気に暮らしてもらう。そうやってはしゃいでいたら、コロリと逝く確率が高まる。コロリと逝けば家族は喜ぶし、老人介護や老人保健が要らんから国も助かる。「お年寄りは無理させたらあかん」という人は国賊やで。笑 そういう人が国の財政をめちゃくちゃにしとんねん。

なんてすごく的を得た発言もふしぶしにちりばめられていて、もうこの優秀な人はこの世にいないんだなぁと思うと寂しい気分。