【ホステスの気になるニュース】ベーシックインカム
ついにフィンランドでベーシックインカム制度の試験導入が始まりましたね。
※ベーシックインカムとは
国民の最低限度の生活を保障するため、国民一人一人に現金を給付するという政策構想。生存権保証のための現金給付政策は、生活保護や失業保険の一部扶助、医療扶助、子育て養育給付などのかたちですでに多くの国で実施されているが、ベーシックインカムでは、これら個別対策的な保証ではなく包括的な国民生活の最低限度の収入(ベーシック・インカム)を補償することを目的とする。
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失業中の人からかえって働く意欲を奪ってしまうのでは?とか、財源はどこから持ってくるんだとかいろいろと言われているみたいですが、個人的にはきちんと運用できたらとってもいい試みなんじゃないかなぁと思います。
だってさ、一律全員いくらって誰にでも分かるようにシンプルな仕組みなら、一部の生活保護の不正受給だとか年金記録の紛失みたいに、誰か特定の人がちゃっかりしたり、とばっちり食らったりすることも減るだろうし、どんな生き方を選んでも最低限の生活はできるって分かっていたらもっといろいろと好きなことに挑戦する意欲も出てくるんじゃないかなぁ。。
今は、いろいろと歪んでていてマジメに働いている人だとか、それまでしっかり年金納めてきた人が生活保護よりも少ないお金で生活してみたり、おじいちゃんおばあちゃんたちが接骨院でマッサージ毎日のように受けて保険使っていたり、病院でいりもしない検査をガンガンさせられたり、子供が生まれて働けなくなって苦しい生活になっちゃったり、、、etc。
色々利権も絡んですぐには改善もできないくらいに複雑になっちゃっているけど、それが全部クリアになる可能性があるってことだもんね。ぜひフィンランドの取り組みはうまくいって一般的になってほしいと思う。
あとは、日本の場合は、もっと人生設計だとかお金の使い方とかをオープンに学べる場も増えたらいいのにと思う。
アメリカなんかは高校の授業でちゃんと経済のお勉強もするんでしょ?(実際見たことないから分かんないけど)何年か前にアメリカの高校生が読んでいる経済の教科書とかって本を読んだけど、すごく分かりやすかったし、もっと早く知りたかったわぁって感じの話題がてんこ盛りだった。
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使い道のない技術・家庭だとかなんかよりも、よっぽど義務教育に盛り込んでくれたらいいのに。笑
毎月エステにドレスの新調に湯水のようにお金をかけてるホステスの同僚の子たちに本気で読ませたいもん。
人間社会って、本気で下剋上したい人には道は開けていくけど、目を閉じている人には何も手が差し伸べられないって意味で本当に平等だし、残酷だよね。何も気が付かないのはそれはそれで幸せなのかもしれないけど。