ホステスの旅行日記:京都の紅葉を見に行こう☆①
目覚まし時計がよりによって旅行の朝に電池切れで止まる悲劇に見舞われながらもなんとか新幹線に乗り、京都に到着。
初日は駅チカの渉成園をサクッと観て、二条城と京都御所を回って、夜はライトアップを見てから、祇園とかそのあたりをぶらぶらしたのでした。
京都は大人になってから来た方が楽しめるっていうのは、誰が言ったかわからないけど名言だなってひしひしと感じる旅行になったのでした。笑
最近サボり気味とはいえ、ホステスして貯めた旅行資金あるし、お財布もあんまり気にせずいろんなとこ行けて楽しかった❤️
【渉成園】
渉成園(しょうせいえん)は、京都府京都市下京区にある真宗大谷派の本山・真宗本廟(東本願寺)の飛地境内地。東本願寺の東方約150メートルに位置し、ほぼ200メートル四方の正方形をなす。面積3.4ヘクタール。西は間之町通、東は河原町通、北は上珠数屋町通、南は下珠数屋町通に接する。
名称は、中国六朝時代の詩人陶淵明の「園日渉而成趣」の詞にちなむ。また、周囲に枳殻(カラタチ)が植えてあったことから、「枳殻邸」(きこくてい)とも通称される。
京都駅からガラガラ引きながら歩いて行ったけど、15分くらいだったかな~?そんなにストレスになるほどは遠くなかった印象。
本当はバスに乗ろうと思っていたけど、京都駅前のバスターミナルはそれはもうすごい混雑で、目的のバス乗り場を探すのも一苦労だし、多分2・3本はやり過ごさないと乗れないくらいの行列だったので、歩く方が早いよねってことになったのでした。
肝心なお庭は、2016年11月25日時点でちょっと紅葉のピーク過ぎてたみたい&あんまり好みのお庭じゃなくなんだかテンション上がりきらない…´д` ;
後から思い返してみると、もみじ以外の樹木が多かったから、枯れ枯れな印象に感じたのかも(この後の二条城・京都御所のお庭もだし、翌日のお寺のお庭たちはすごくきれいだったので)。あとは、駅から近いからマンションとか背の高い建物が視界に入ってきて、なんだか興ざめするのよね・・・
【二条城】
二条城(にじょうじょう)は、京都市中京区二条通堀川西入二条城町にある、江戸時代に造営された日本の城である。京都市街の中にある平城で、後述する足利氏、織田氏、豊臣氏、徳川氏によるものがあるが、現在見られるものは徳川氏によるものである。
また、後の近代において二条城は京都府の府庁や皇室の離宮として使用された。城内全体が国の史跡に指定されている他、二の丸御殿(6棟)が国宝に、22棟の建造物と二の丸御殿の障壁画計1016面が重要文化財に、二の丸御殿庭園が特別名勝に指定されている。さらに1994年(平成6年)にはユネスコの世界遺産(世界文化遺産)に「古都京都の文化財」として登録されている。
徳川家康の将軍宣下に伴う賀儀と、徳川慶喜の大政奉還が行われ、江戸幕府の始まりと終焉の場所でもある。
今回のお宿が京都御所の近くだったので、途中の二条城に寄り道。渉成園からは烏丸五条のバス停からバスに乗って移動。
さすがにそろそろ腕がしんどくなってきたので、スーツケースは二条城前のコインロッカーでお休みしてもらうことに。京都駅のロッカーは700円でほぼ空きなしだったけど、二条城前のロッカーは400円でそこそこ空いていて、なんだか世知辛い気持ちになったよ。笑
二条城は安定感のクオリティの高さ。お城の中は撮影禁止でお写真ないけど、やっぱり何度来ても迫力のあるお部屋の数々で圧倒されるよね~。
お庭も今度は周りに建物がないからすごく雰囲気出てる気がする。まぁ、そもそも規模とかお金のかかり具合とか違うんだろうけど。
ちょうど衣替えシーズンで、蘇鉄が藁を巻きつけられてる真っ最中でした。ソテツって南国の植物だと思い込んでいたけど、日本にもともと自生しているんだね。初めて知った。笑
二条城前は渉成園よりも紅葉も綺麗。お庭は昔来た時すごい良かったと思ったんだけど、どうも記憶の中で美化されすぎたみたい。。
【貴与次郎】
そうこうしているうちにいい時間になったので、ランチは二条城近くの貴与次郎さんへ。
本当は何年か前にお邪魔した祇園の和食やさんに行きたかったのだけど、お店移転してしまってカジュアルなおばんざいやさんになってしまったので断念して、お宿近くでおいしそうなところを探したのでした(ちなみに、諦めきれずに元のお店の跡地に行ってみたら、超高級な料亭になっていたうえに、電話番号非公開で撃沈したのでした・・・)。
結果的に貴与次郎さんめっちゃおいしかったから悔いはないけど、思い出の場所がなくなるのはなんだか寂しい気分。笑
まずは黄身寿司とカンパチ・アオサこんにゃくのお刺身。
黄身寿司って初めて食べたけど、卵のねっとりした感じと、クルミがよく合っておいしかった!
あとは、お刺身に添えてあったポン酢あんも新鮮だった〜!お刺身によく絡むし、柑橘のフレッシュな香りが素晴らしい(//∇//)
しょっぱなから絶品でテンションあがる~❤️
お酒は写真撮り忘れたけど、ひやおろしの玉乃光純米大吟醸雄町をいただきました。濃い味で辛口。
さわらと朴葉みそ。
お魚が絶品だったのはもちろんなんだけど、茗荷が酢漬けになっていて、かなりクセになるお味。
柿と胡麻豆腐。
蒸してある柿って初めて食べたけど、ごまだれと絡んで何とも言えない味だった。
さんまとシシトウの天ぷら。
もうこれはおいしくないわけがないよね。笑 絶妙な塩加減でお味がついていて、レモンを絞っていただきます。
お食事の〆は、鯛のカマのお吸い物とごはん。
お吸い物はかつおだしがしっかり効いていて、鯛もいいアクセント。こんな上品なお出汁作れるようになりたいな・・・。
ちょうどごはん炊きあがったよって声かけていただいたので、お言葉に甘えてごはんお代わり。土鍋で炊きたてはつやっつやだぁ~❤️あー、幸せ!笑
全然写真きれいに取れなかったけど、一番手前の黒糖の葛焼きが絶品でした。アツアツなので、黒糖の香りがよく立っていて、口の中であっという間にとろける感じ。
ちなみにアイスは栗。真ん中はラフランス。おいしゅうございました。笑
コーヒーもいただいて大満足❤️
ザ・観光客っぽい人は少なくて、地元の品のいい奥様方の社交場って感じでした。13時から入ったけど、ほぼ満席でにぎやか。大将も気さくな方でとてもよかった。今度は夜に来るのもいいなぁ・・・
【京都御所】
京都御所(きょうとごしょ)は、京都府京都市上京区にある皇室関連施設。
14世紀から明治2年(1869年)までの間の「内裏(禁裏)」、すなわち歴代天皇が居住し儀式・公務を執り行った場所である。現在は宮内庁京都事務所が管理している。
平成28年7月26日(火)から土日曜・祝日を含む通年の申込手続不要の公開に切り替わったとのことで、初訪問。受付までの間にあるもみじがちょうど見ごろ。
門の前で警備員さんに荷物チェックしてもらって番号札を首にかけて参観します。入場料は無料でした(お手入れも行き届いていたし、警備員さんの人件費もあるだろうし、かえって数百円程度の入場料は取ってもいいんじゃないのか?なんていらん心配してしまったけど、どーなんでしょ)。
お車寄せ。
なんか、全体的に風格が違います。特に紫宸殿はやっぱりさすがに神々しい。
こんなに居心地良さそうな宮殿なら確かに神様も宿るかなぁって感じの空気感。
お庭もお手入れの行き届き具合が、ほかのお庭と全然違う。
来てよかったぁって思える空間に大満足だったのでした♪