旅するホステス:キノコ鍋篇
すっかり時間も経ってしまったけど、白川郷旅行の時に泊まった温泉のお料理が素晴らしかったので、改めてアップ♪山菜とキノコが絶品でした。
前菜はキノコ・山菜・お魚。お魚は柔らかく炊いてあって骨までぺろり。
このキノコの名前は忘れてしまったけど、とろりとした舌触りでお塩とごま油味で、まるでレバ刺しでした。
川魚の砂ズリとたまご。お魚のお腹の一番下の部分が、泳ぐときに川底の砂にこすれるのだけど、その衝撃に耐えるために脂が乗るんだとか。うっかり現世に帰れなくなりそうな味だった。笑
この子はヤマブシタケ。山伏が首にかけてるふさふさに形が似ているからそういう名前が付いたんだって。(このくらいわかりやすい見た目と名前の由来がないとちゃんと名前を憶えていられないあたり、アラサーって切ないわ。笑)
イワナ・・・だっけな?とにかく川魚のお刺身。
この旅館がある辺りは夏でも水温が10℃越えることがほとんどないから、身が引き締まっていて特においしんだそう。確かに臭みも全くなくてすごく食べやすかった。
そして、この日のハイライト、松茸のお吸い物。もちろん天然もの。
今年は気候に恵まれずなかなか生えてこなくて、この日が今年の初物だったらしい。東京で食べる松茸はいつもイマイチな味で、高級食材の代名詞みたいになってる割に大したことないななんて思っていたけど、私が本物食べたことがなかっただけだったんだって心底思った。
香りが半端ない。舌触りも全然違う。
鮎だっけな?お魚の塩焼き。
正直松茸に感動しすぎてあんまり覚えてない。
この日の第二のハイライト、松阪牛のステーキ。
脂はしっかり乗っているのに全然しつこくなくて、噛み応えはあるのに口の中でとろける夢の食感のお肉。
私が今まで食べていたお肉は一体なんだったんだ・・・!
ここまででもう満腹で今すぐでも布団に倒れ込んで寝たいくらいだったのだけど、おかみさんが持ってきたのはデザートではなく、土鍋と山盛りのキノコ。全部裏の山で生えているものを取ってきたんだそう。天然ものだからなのか、どのキノコもつやつや光っていて普段スーパーで見るのとは全然違っててびっくり。
ただ、このタイミングで鍋入るかなぁ・・?と思ったけど、一口お出汁をいただいたら別腹発動。
キノコってこんなにおいしいんだってびっくりした。
〆の雑炊までしっかりいただいてしまった。笑
遠いし寒いけど、ここでしか食べられない絶品料理を眺めてたらまた行きたくなってきた。笑
こういう素敵な旅行すると、お仕事頑張る気になるね。
- ジャンル:旅館
- 住所: 高山市朝日町胡桃島355
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- (写真提供:ドクトルぼん)