銀座のクラブで働く 兼業アラサーホステスブログ

銀座の高級クラブの大人な雰囲気と素敵なお客様が大好き♪昼間はOL・夜は派遣ホステスのアラサー女の日常をお届け☆

銀座ホステスが高校生のパパ活デビューに反対する3つの理由

この間、女子高生からパパの探し方を教えてほしいとコメントをいただいた。このブログにたどり着く検索ワードでも「パパ活 女子高生」がかなりの割合を占めているし、パパ活に興味のある女子高生はかなり多いみたい。

 

パパ活は読んで字のごとく「パパを見つける活動」のこと。もちろん、パパってお父さんって意味じゃなくて、パトロンって意味ね。笑

愛人契約とは違って体の関係は一切なしで、お小遣いをくれるのがパパ活的な文脈での「パパ」の定義です。お相手によるけど、一回のデートで数千〜数万円くらいのお小遣いをもらうか、毎月定額で数万〜数十万円くらいのお小遣いをもらえることが多いかな。

f:id:nya-ring:20170730202738j:plain


でも、もし本当に女子高生がコメントをしてくれたとか、本物の女子高生がこのサイトに来てくれているのであれば、めちゃくちゃ自分勝手だけど、私みたいにはなってほしくないなぁ・・・って思ってます。

読んでもらえてるかはわからないけど、こっそりひとりごと。

 

倫理だとか法律だとかそういう難しいことは専門家に譲るとして、私が高校生のパパ活にうーん。。って思っている理由は3つ。

1.若さを売って学費をまかなう(≒まとまったお金をゲットする)のは非現実的

前々からヘルプのホステスは稼げないって言っているけど、愛人業というかパパとの関係もおんなじでカラダを売らない限り、莫大な報酬を継続的にもらうことはあまり現実的ではないのよね。

それにもし、超奇跡的な確率で女の子のスポンサーすることが生き甲斐な殿方に巡り合えたとして、それを見抜けるかどうか。もっと言えば、投資をしたいと思わせられるだけの引き出しが自分にあるかどうか。

 

多分、そういう嗅覚は一朝一夕には身につかないと思うの。(特に学生時代は、社会人とかオトナがみんなすごい人に見えてしまいがちだし。)

 

世の中に数あるパパ活ブログでは、カラダの関係なしでお小遣いをくれる素敵なパパを見つけたなんて体験談が札束の写真付きで載っているし、実際ホステス仲間にはそういう生活をしているお友達もいるけど、そういう人はたいていパパ探しに相当な時間と体力を使っているし、運命のパパに出会うまでには結局のところ、結構な人数のパパ候補と寝てる。

 

 

気軽に誰にでも股を開ける人ならそれも選択肢だと思うけど、そうじゃないとしたらパパからもらえるお小遣いは本当にタクシー代程度。

 

前に書いたけど、ホステスとしてお水のお仕事をするにしても、本業でやるならまだしも、学生したり社会人しながら片手間でやっている分には、全然儲からない(ちなみに、私がホステスとしてデビューし始めたころはまだ今よりかは景気も良かったし、規制も緩かったから18歳から働けたけど、最近は20歳過ぎないと採ってくれないお店がほとんどみたいだから、なおのこと難しいかも・・・)。

f:id:nya-ring:20170922214201j:plain

かたや、進学先が大学か専門学校かとか専攻科目がなんなのかによるけど、大学なら400万くらい、専門学校でも200万円から。

どんなに運が良くても(カラダの関係のない)学費を賄うのは普通に無理だと思う。

 

そうは言っても中学生~高校生くらいの頃の私は、何としてもお小遣いが必要だったし、パパ活なんてワードもなかったので、アマチュアのカメラマンさんの練習台になってお小遣いをもらって生活していました。苦笑

(というのも、両親がかなり独特の家庭方針を持っていて、たぶん中の下くらいの家庭水準だったにも関わらず、全くお小遣いももらえないし、欲しいものも買ってもらえないし、普通に生きてくのに支障が出るレベルだったのよね。笑)

 

モデルをする条件は、着衣・屋外ポートレート写真・絶対に公開しないと約束してくれる人の仕事のみ受けるというマイルールを徹底していたので、その時の相手にもよるけど、お小遣いはざっくり1時間あたり5,000円~10,000円くらいだったかな。

 

f:id:nya-ring:20170702133223j:plain

もちろん普通にアルバイトをするよりは断然割はいいけど、相手はたいてい平日はお仕事をしている人だから土日しかお仕事がないし、ネットで相手を見つけて報酬額とか撮影場所も自分で調整してとなると、そう簡単には交渉成立しない。

 

しかも、個人撮影業は時には約束破ってホテルに連れ込もうとして来たり、着替えているところを盗撮されそうになったり、撮影が済んだ後に値切ってきたり、カメラマン募集のサイトに悪口書かれたり、なかなか心臓の強度が求められる。笑

 

実際、わたしも中学生のうちは正規のアルバイトもできないから、2~3か月に一回くらいはコンスタントに撮影入れてたけど、高校生になって普通のアルバイトができるようになったら自然とやらなくなってしまった。

 

世の中、そうそう超いい話は転がっていないものです。

ちょっとしたラッキーはたくさんあるけど。笑

 

ちなみに、もし高校生なら普通にバイトもできるし、学生しながら学費を稼ぐならキャンギャルのバイトがオススメ。

もしかしたら当時と条件変わってるかもだけど、キャンギャルのバイトは日給15,000円くらいなので、土日フルで入るだけで月10万は堅いなかなか好条件のアルバイトでした。お仕事もあんまり季節性なく年間働けるのでコンスタントに収入があるのもポイント❤️

 

私の場合、他にも塾の講師(時給2,000円)したり、ホステスしたりもしてたから手取りで余裕で新卒のお給料は超えてたと思う。

まぁ、学生時代はお金の使い方が全然分かってなかったから、当時のお金って笑っちゃうほど全く残ってないけど…学費とか目標あればどうにでもなるんじゃないでしょうか。。汗

 

 

2.エネルギーが分散されてしまう

人間の時間は誰にも平等で毎日24時間。

 

その中でごはん食べて、睡眠とって、お勉強も遊びも全部こなさなきゃいけない。ゼロサムゲームだから、何か新しいことをしたいと思ったら今までやってきた何かを削ることになる。

 

高校生がパパ活をはじめるとしたら、真っ先に削られるのが勉強時間だと思うけど、ここを削ってしまうと後々色んな支障が出てくる。

 

f:id:nya-ring:20170808131741j:plain

と言うのも、日本は基本的に最終学歴しか見られない国なので、やりたいことが特別決まってない限り、ひとつでも偏差値が高い学校を出たり、有名校に行って人脈作るのが思いの外、後々の生きやすさに大きく関わってくる。

わたしも一応、割とお嬢様学校と呼ばれる大学を出ているけど、学歴を聞いてきた人の態度があんまりコロっと変わりすぎて思わず笑ってしまうほど威力ある(そもそも、そんなこと聞いてくる人は学歴コンプレックスだろうからね。笑)し、それでお仕事がやりやすくなったことは数え切れないほど。

 

だから、いつ出会えるかも分からない未来のパパのために鏡の前でセクシーなしぐさの研究する時間があるなら、志望校を(世間的な評価も含めて)真剣に選んで、しっかり勉強した方が確実に投資回収できると思う。

志望校にもし行けなかったとしても、勉強したことは話題としてストックされて、将来キャバ嬢するでもホステスするでもいつか絶対に役に立つし。

 

女はバカな方がかわいいなんて時代錯誤なことを言う人もまだまだ多いけど、バカな女がモテるのは股がゆるそうに見えるから。

股がゆるいだけの女は、飽きたらすぐに捨てられる。

それに、必要があればバカなフリをすればすむ話だしね。笑

 

金銭的に進学がきついのであれば、奨学金を探すなり、夜間学校にして学費を削るなり、どうにでもやり方はあるはず。

 

あとは、本当にやりたいことだとか、お金との付き合い方が自分の中ではっきりしない状態で、パパからサポートしてもらうことになれてしまうと、なんとなくの無駄遣いが増えたり、まじめにお仕事しようって気がなくなってしまって、手に職が何にもつかないままオトナになって、30~40代くらいになったあたりで捨てられて、にっちもさっちも行かなくなるのが目に見えている。

そういう意味でも、若すぎるうちからパパを作るのは考え物だと思う。

 

 最近、本当にぐさっと来たホステス心得帖の引用。 

スポンサーの援助を前提とした生活は、思ったより短く、そして必ず破綻がくる。今の彼氏は貴女が50才になっても、優しく面倒を見てくれるわけではない。もしそうなら、呆れるほど惚れているか、バカであるか、10万人に1人ぐらいの 立派な男である。

byホステス心得帖 http://www.kita-shinchi.org/pdf/hostess/001.pdf

3.まだ若くて賞味期限に余裕がある

こんな言い方をすると色んな人から怒られそうだけど、女の子が1番モテるのは一般的に大学1年〜社会人1・2年目くらいじゃないかな?

何人かは男の人とお付き合いも経験して、バイトしはじめたり、社会人デビューしたりなんだりで使えるお金も増えてオシャレも覚えて垢抜けるというか。

f:id:nya-ring:20171111195100j:plain


高校生も若さって意味では魅力たっぷりだけど、世の中のパパたちからすると年齢差がありすぎて話題とか合わせにくいし、お酒の席にも呼べないからそもそも出会いにくいっていうのもある。

 

ちょっと話逸れたけど、その1番モテる時期になら、黙ってても色んなところからお誘いもらったり、ステキな出会いが舞い込んでくる。(で、だんだんと市場価値が落ちてきて30代くらいになる頃には自分で動かないと苦しくなってくる。まさに今の私。笑)

 

その時期にちょっと小綺麗な格好をして、何人かのお友達に「今、ステキなパパを探してる」ってボヤいたら、どこぞのタワーマンションのゲストルームだとか、高級レストランを貸しきったパーティーに呼んでもらえるはず。

はじめのうちは思ったような人に会えなかったり、ネットワークビジネスの集客パーティーに引っかかってしまったりとか失敗もあると思うけど、何度も何度も色んな回に出ているうちにパーティーの主催者と仲良くなったり、パパ候補と知り合えたり結構簡単に望むような出会いがあると思う。

 

万が一、そういうパーティーにうまくもぐりこめなかったとしても、年齢的に出会い系サイトも解禁になるし、 大学1年〜社会人1・2年目くらいは本当に簡単に色んな人と出会えるようになります。

f:id:nya-ring:20171116212717j:plain

なので、年齢とか法律とか色々ハードルの高い高校生のうちはムリに動き回るのは、この後の人生におけるボーナス時期が待っていることを考えたらオススメしないかなぁっていうのが正直なとこです。

 

結論

なんか、ガラにもなくマジメなことを長々と書いてしまったけど、結局は自分の人生だから、本当にしたいと思うことになんでもチャレンジして生きたらいいと思うの。

 

ただ、テレビでも雑誌でもネットでも、もっと時間とお金を使ってもらって経済を回すために、世の中のメディアは『ステキなライフスタイル』を色んな方法で刷り込んでくるから、そういうのをぼーっと眺めて、なんとなくマネしてみたり、指くわえて憧れてみたり、とにかくなんていうかうまく言えないけど、他人が好き勝手に描いたストーリーを生きるのだけは本当にもったいないと思う。

 

自分が好きなことってなんだろとか、本当はどうしたいかなってしっかり考えて、「自分だけの人生」を歩めたらいいんじゃないかな。

 

色々考えてそれでもパパが欲しい!と思ったら頑張ればいいと思うけどね。

 

 

にほんブログ村 大人の生活ブログ キャバ嬢・ホステス日記へ
にほんブログ村

●2017年6月3日追記 「パパ活」ドラマに物申す!笑

最近やたら「パパ活」ってキーワードでこのブログにたどり着く人が多いみたいで、気になってちょっと調べてたら、dTVなんてドコモ傘下の結構大手の映像配信会社がパパ活をテーマにしたドラマやるのね。

www.cinematoday.jp

docomoって、自分が昔キャンギャルやってた時の印象から「腐っても日本ナンバーワン」「お行儀がいい会社」ってイメージだったからなんかすごくがっかり。

 

今さらパパ活してたことを後悔もしていないし、結果としてすでに今の私の大事な一部になってしまったから、どうこうってこともないんだけど、世の中のオトナはコンテンツの影響力とか、露出場所とかもうちょっと考えてほしいと思う。

 

というのも、私が高校生の時は「素人モデル」とか「ネットアイドル」って言葉が結構流行っていたのね。それで、夕方のニュース番組だとか割と多感なお年頃の子が見るような時間に特集が組まれてたの。

 

当時の私は親からお小遣いもらえなくて困っていて、バイトもできないし、援助交際なんていくらなんでも気持ち悪すぎるって思っていたから、その特集をみてそういうサイトを検索したのが「(今思えば)パパ活デビュー」だから、なんかこのニュース見ると無性に腹が立つのよね。

 

しかも、dTVのパパ活ドラマのコンセプトの

カラダの関係はなし、デートをするだけで金銭的支援をしてくれる男性との交際を意味する現代の新たな男女関係「パパ活」にスポットを当てた

 って、当時のネットアイドルと全然コンセプト変わってなくて、ちっとも新鮮でも現代の闇でもないんですが。怒

 

どうせやるならもうちょっと面白くて役に立つコンテンツ作ってくれたらいいのに。

 

それでもパパ活したい大人はこちらをどうぞ⭐️ 

・・・とは言え、パパ活に関する何かしらヒントを求めてたどり着いた方には、期待外れな記事だけを読んでもらうのも申し訳ないので、当時の私のパパ活ノウハウをあますことなく公開した記事のリンク貼っておくので、オトナのパパ活中女子は自己責任で読んでいってくださいね♪(ここまでの流れぶち壊しw)

 

www.xn--zcka2b0et440am98c.tokyo

www.xn--zcka2b0et440am98c.tokyo

www.xn--zcka2b0et440am98c.tokyo