銀座クラブの生き残り競争@引き抜き篇
今日は老舗クラブから独立したという小箱ながら華やかなお店と定評のラウンジへ出勤♪・・・のはずが先輩と2人でお店に到着してみたら、店内にはマスターとヘルプ風な女の子が1人だけ。
9時頃にママ到着。マスターと雑談。この時点までノーゲス。
お店に行く前にチェックしたお店の情報シートには「売り上げのお姉さんがたくさんいるきらびやかなお店」と書いてあったのになんかおかしいぞと思いながらひたすら待機。
おしゃべりするわけにもいかないし、ただ黙って座っているのはいつだって眠くてツラい。
そうこうしているうちに9時半を過ぎたあたりで昔からの長いお客さんが一名。
10時過ぎに二人連れのお客さんが一組。
ママは絵にかいたような美人で、上手にお世辞を言うお上品なタイプ。
ママっていうよりはチーママさんっぽい感じだったけど、品が良くてあやかりたい感じ。
何よりびっくりしたのはその日一緒だった先輩と初めて一緒のテーブルに着いたとき。
事務所とか行き帰りの雑談ではそっけなくてつんつんしている人だなって思っていたけど、いざ接客し始めるとものすごく気が付いて愛嬌たっぷり。ギャップに惚れてしまいそうだった。笑
私は普段から誰に対してもそこそこの愛嬌を振りまいてはいると思うけど、
その分というかなんというか、誰かに対して好き好き!ってしっぽ振ることも少ない気がする。水商売するには私にはそれが足りないんだろうなって思ったりもする。
もうこの仕事し始めて5年は経つのに未だに新人っぽさが抜けないと言われてしまうのはこの辺りなんじゃなかろうかと・・・(T_T)最近目下の悩み。。
ちなみに、そのお店はテーブル5卓くらいはあるし、オシャレなバーカウンターもあるし、ママもお綺麗だし不思議だなぁ。。いつ売上のお姉さん来るんだろうって思ってたら、一緒にやっていたママがお客さん連れて独立しちゃったんだそう。
すごい納得感とそんな凄腕のママ、見てみたい…!という好奇心。
人を使うとか、一緒にお仕事するのは本当に難しいとつくづく思う。
チームを組めば規模は広がるけど、人が欠けた時のリスクは大きいし、かといってチームのメンバーを尊重しすぎたらただの馴れ合いメンバーになってしまうんだろう。
そのお店のマスターが、客待ちしている間に言っていたけど、人を見る目を養うのに実社会で5年かかるところを、夜のお店なら一年で体得できるっているのもあながち嘘じゃないかもって思った夜なのでした。
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